「父親の跡を兄たちと一緒に」

専門学校時代はマルカとは違う分野の勉強をしていたんですが、ちょうど卒業する年に親父の具合が悪いことを知って、「(マルカを)やるわ。」という話で入社することになりました。
親父が亡くなってからは、兄や当時の従業員の人たちととにかくがむしゃらにやる毎日でね。しばらくはそういう日々が続きましたね。産業廃棄物の処理センターは平成17年からの稼働ですが、当時はダイオキシンなど環境汚染のことが問題になった時代。手探りでのスタートでした。

「絶対に必要な仕事、それが産廃処理」

センターを作った当時、自分たちの出した廃棄物の処理を賄える程度の規模として考えていました。その意味では他社とシステム上の違いは特にありません。ただ、心掛けているのは適正処理です。そもそも産廃はいいイメージを持たれていませんからね。(笑) ですが、世の中に絶対必要な施設でもありますよね。人間、生きていれば必ずゴミは出ます。誰かがどこかで必ず処理しないといけないわけで、自分は適正処理を守ることが最低限必要であると思っています。今後については、まだ一部の産廃処理を他の業者に委託している部分がありますので、それも最後まで自社で処分できるようにしたいですね。自社で解体し自社で最終処分まですべてを担う。それが今の所の目標です。