基礎工事の中でも遣り方や掘削などが主な担当です。マルカには高校の先輩の紹介で入社しました。以後、土木や舗装などの現場をいろいろ経験し、去年から基礎の掘削をメインに担当しています。現場は経験値がモノをいう世界。試行錯誤を繰り返して、知識と技術を体に叩き込んでます。現場は土の種類など条件が違うので、マニュアル通りに進むほうが少ないですから。で、わからなければ自分で考えた上で、先輩に訊く。毎日その積み重ねです。
仕事をする上でのこだわりは、重機で行う掘削作業をいかにきれいに正確に仕上げられるかどうかですね。実際のところ、図面の値に対して1～2cmの誤差で仕上げて終わりという職人も少なくありません。でも自分としては2～3mmで仕上げたいと思ってます。
こだわりはもうひとつあって、次工程の人が作業しやすいように仕事を終わらせることです。「掘って終わり」ではなく、基礎の鉄筋を組む作業がしやすいように始末することも仕事の質を上げる重要な要素だと思うんです。結局はそうした配慮の積み重ねが施主様の満足につながるので。先輩の真似事から始めたわけですけど、そういうことを大切に考えているのが、マルカ建設という会社だといえますね。
